お口もとを整え
健康になる歯科治療
ボツリヌス治療・ヒアルロン酸注射
一般的な歯科医院では、歯に関する予防や治療を中心として提供しています。
当クリニックでは、それらの治療や予防だけでなく、歯科医院で矯正治療、歯の摩耗・喪失、かみ合わせによる骨格の歪みやズレが原因で生じるお口まわりを中心とした額下部や頬部のたるみを改善することが可能になりました。
お口全体の健康と美しさをサポート
歯科医院だからこそできるお口のケア
ボツリヌス注射やヒアルロン酸注射を扱っていることに対して、「歯科医院の専門外なのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、歯科医師は、歯のことだけでなく、お口の機能や美しさを構成する筋肉や骨の構造、関節の動きなどもトータル的に学んでいます。そのため、歯だけに限定せず、お口全体の健康と美しさを最大限に引き出す診療を提供することができるのです。
デンタスリムを採用
DENTA SLIMは植物から抽出した成分を主としたお口まわりの輪郭形成に適した脂肪融解剤です。
お口まわりの脂肪に適量を注射するだけで、腫れや痛みがほとんどなく、脂肪融解作用、リンパ循環、引き締め作用が迅速に実感できます。当院ではボツリヌス治療・ヒアルロン酸注射と合わせ、とくにむくみ・たるみなどで悩まれている方にご提案しています。
※1回の施術でも効果に期待できますが、気になる箇所に3回ほど施術が推奨されます。 ※歯科医院での施術はお口まわりに限定されています。
ボツリヌス(ボトックス)治療
ボツリヌス(ボトックス)治療は、筋肉の萎縮によってできたシワの改善に有効ですし、エラの張り具合でお悩みの方にもおすすめです。また、顎関節症やそれにつながる歯ぎしりの治療にも使用することがあります。
「ボツリヌス」という言葉から、有害なイメージを連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、ボツリヌス(ボトックス)治療に使用する薬材には毒素は含んでおらず、安全性が確認されています。小顔効果もありますので、ぜひ一度お試しください。
ボツリヌスの効果
- 01筋肉の緊張を緩めて歯ぎしりなどを解消
- ボツリヌス治療は、適切な範囲で筋肉を緩める効果を持っています。これにより顎関節症の原因となるような歯ぎしり・食いしばりを緩和できるとされています。
- 02咬筋の肥大を抑制
- 咬筋は食物を噛むときに必要な筋肉で、これが歯ぎしりなどで肥大化すると様々な体調不良の原因になると言われます。ボツリヌス治療の効果によりこの咬筋の肥大を抑制することができます。(咬筋の肥大は肩こりや頭痛、顔のエラ張りなどの原因になることがあります)
- 03ガミースマイルの改善
- ボツリヌス治療はガミースマイル(笑顔になったときに、歯ぐきが3ミリ以上見える状態)を抑えることにも役立ちます。
ガミースマイルは骨や筋肉、歯に起因するなどさまざまな要素がありますが、筋肉に関連する場合、特に効果を発揮します。
顎関節症にも効果的
噛みしめる力が強い場合、噛む動作を行う咬筋が緊張しがちです。
しかし、噛む動作は無意識下でも行われることが多いので、意識しても力を弱めることは困難です。そこで便利なのがボツリヌス治療です。
ボツリヌス注射をすると、咬筋の緊張を和らげることができるので顎関節症の治療にも有効です。そのため、歯科医療ではボツリヌス治療は頻繁に使用されているのです。
受診前のリスク・注意点
- 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります
- 注射した部位の周囲に、腫れや内出血が起こることがあります
- 妊婦さんや授乳中の方は使用できません
- 筋弛緩作用を持つ薬剤を治療で使っている方は使用できません
- 数日、皮膚に重たい感じが残る場合があります
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射はヒアルロン酸自体が人体に備わった成分の一つのため、安全に処置を行うことのできる治療法です。
ヒアルロン酸自体は肌の水分を保つ機能を持っていますが、年齢を重ねると減少してしまうという特性を持っています。そこで注射器を使用して、口もとのヒアルロン酸を補うことで、シワができるの軽減し、肌のハリを取り戻す効果があるとされてます。
ヒアルロン酸注射の効果
- 01ほうれい線を目立たないように
- お口の周りのほうれい線が目立つことで、老け込んで見えることを悩んでいる人は少なくないでしょう。ヒアルロン酸を注入すると、ほうれい線を含むお口の周辺のシワを目立たなくする作用があるとされています。
- 02治療によるシワの軽減
- インプラント治療によるシワ、長い期間合わない入れ歯を使っているとできてしまうシワも、ヒアルロン酸注射によって軽減できる可能性があります。
- 03歯肉の改善にも効果
- 歯と歯肉との隙間(ブラックトライアングル)にも効果があると言われ、歯と歯肉を美しく見せたいという方にもおすすめできる治療法です。
受診前のリスク・注意点
- 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります
- 膠原病や糖尿病がある方には治療を実施できない場合があります
- 効果は期間と共に減少するので、恒久的なものではありません
- 少ない例ですが、注射した部位の周辺に腫れや内出血が起きることがあります