TEMPOROMANDIBULAR DISORDERS 顎関節症(噛み合わせ・食いしばり)

#Occlusion

虫歯・歯周病に
させない、噛み合わせ

顎関節症
(噛み合わせ・食いしばり)

顎関節症(がくかんせつしょう)は、顎の関節を動作するときに異音がする、顎関節自体や咀嚼筋に痛みが出る、口の開閉がしにくいなどの症状が見られる疾患です。下記の症状が複数表れる場合もありますが、最低でも一つの症状が出ることで、顎関節症を発症していると診断されます。
最近とても増えているお悩みになります。当院ではマウスピース作成も多くご相談いただいておりますので、お気軽にお声がけください。

顎関節症

顎関節症の症状

顎関節症にかかった場合の分類として、口を動かしたとき、「開口障害(口を開閉する動作がしにくい)」、「顎関節雑音(口を開閉するとき異音がする)」、「顎関節痛や咀嚼筋痛(顎の関節や筋肉が痛む)」といった症状のいずれかが現れます。

顎関節症の主な治療法

顎関節症を改善するには、まず原因を解消する必要があります。そのため、食いしばりを意識して減らすことや、心身のストレスを解消すること、姿勢の悪さを改善することなどが必要です。また、硬い食べ物を避け、咀嚼回数を減らす努力も必要です。これらの工夫と共に、必要があれば痛み止めを併用します。さらに、就寝時にマウスピースを装着して顎への負担を減らす場合もあります。

顎関節症以外の顎や、噛み合わせなどの不具合

歯並びの不一致などによる、噛み合わせの不調、歯ぎしりや食いしばりによる痛みや不調についてもご相談を承っております。
何か違和感があった際にはお気軽にご来院ください。

歯ぎしり・食いしばりについて

朝起きたらこんなお悩みはないでしょうか

起床時に、顎にだるさや疲労を感じる場合、眠っているうちに歯ぎしりや食いしばりをすることで顎に負担がかかっている可能性があります。また、歯ぎしりや食いしばりは睡眠中だけに行うものではありません。
日中にも無意識に行っていることがあり、これらのクセは顎に大きな負担をかけるので、以下の3つの動作が習慣化している場合、注意が必要です。

  • グラインディング…歯と歯を擦り合わせるギリギリとする行為
  • クレンチング…上下の歯をグッと噛みしめる食いしばり
  • タッピング…上下の歯をカチカチと鳴らす行為

歯ぎしりや食いしばりが続くと・・・

無意識でも歯ぎしりや食いしばりを続けていると、顎に負担がかかって、頭痛や肩こり、めまいや顎関節症などにつながることがあります。また歯に負担がかかることから、歯周病のリスクも上がります。顎関節に痛みがあったり、口を開閉するときに異音がしたりする場合は、顎関節症の可能性が高いので、当クリニックにご相談ください。

噛み合わせの不具合

噛み合わせが一致するメリット

習慣や生まれもっての歯並びが原因で噛み合わせが整わないと体への悪影響が出てくると言われています。
つまり歯並びやかみ合わせを調整すると、それだけさまざまなメリットが生まれるのです。まず噛む力が均等に配分されることで、偏った力がかからなくなり、特定の歯だけに負担がかかることが減ります。また、歯磨きがしやすくなるので、虫歯や歯周病を予防しやすくなります。さらに、口が空いてしまう習慣を改善して鼻呼吸をしやすくなるので、口臭も解消しやすくなります。

噛み合わせが悪い状態を放置すると・・・

噛み合わせの乱れを放置すると、身体にさまざまな悪影響が出ます。まず、しっかり噛んで食事をすることができないので胃腸に負担がかかります。また、歯並びに乱れがあるとブラッシングがしにくく、歯垢や歯石がたまりやすいので、虫歯や歯周病のリスクが上がります。さらに、噛む力が不均一に伝わることで顎に余計な負担がかかって、顎関節症を発症することもあります。これらの点を踏まえて、噛み合わせの不具合に気づいたら放置せずにぜひご来院ください。

マウスピースによる噛み合わせ治療

噛み合わせの改善や顎関節症の治療では、マウスピースはしばしば利用されるツールです。とはいえ、しっかりと成果が得られるかどうかは、担当する歯科医師の知識や経験に左右される分野でもあります。そのため、マウスピースを使って噛み合わせの治療をしているのに改善が見られない、という場合にはぜひ当クリニックにご相談ください。
ページトップへ
Translate »